男性デュオ、Dewの1980年の“シティ・ポエトリー”にして唯一のアルバム、『1st. (ファースト)』の中でもハイライトと言える2曲が初の7"シングル化。
メランコリックなスパニッシュギターが導くラテン風味のシティポップ「熱いささやき」、哀愁のピアノがリードする極上の和メロウ・ディスコ/ブギー「Night Time」の2曲を収録。
ギタリストの安川ひろしと、鍵盤奏者、倉田信雄からなる男性デュオ、Dewの1980年の唯一の作品にしてデビュー作、そしてシティポップの名盤として知る人ぞ知る1枚、『1st. (ファースト)』からの初の7"シングルカット。甘く爽やかな安川の歌声、織りなすハーモニー、ブラジル、ラテン音楽のエッセンスとディスコ/ブギー感覚のアプローチが生み出す、センス溢れるシティポップ的サウンドが全編素晴らしい。何より、その一聴で耳に残る上質のメロディラインが特に秀逸。
哀愁のメロディで泣かせる疾走感溢れる「A1. 熱いささやき」は、メランコリックなスパニッシュギターの印象的なフレーズとともに幕を開ける、跳ねるラテン風味のピアノも胸を打つナンバー。しなやかな都会的グルーヴに乗せ軽快に駆け抜ける。さらに軽やかで情感豊かな哀愁のピアノがリードする極上の和メロウ・ディスコ/ブギー「B1. Night Time」も、都会の夜を連想させるアーバンな歌詞も相まったダンサーで素晴らしい。
流行り廃りの影響を感じさせない、心に刺さる色褪せない極上のメロディと、都会的なセンス溢れるサウンド、熱い高揚感がギュッと詰まった夢の7"シングル!