1990年7月18日にリリースされた12作目となるオリジナル・スタジオ・アルバムが初アナログ化!より高音質な45rpm 2枚組でのリリース。
タイトルは英語で”宝石”を意味するJewelとラテン語で”月“を意味するLunaを組み合わせたもの。全10曲中7曲の作詞を手掛けた松井五郎と、作詞・曲が3曲(「くちびる」「そしてその夏」「天国への鍵」)収録された中山美穂本人の共同プロデュースで制作。
同タイミングでリリースされたシングル「女神たちの冒険」がアルバム・ヴァージョンで収録され、アルバム・リリース後の1991年に別ヴァージョンでシングル・リリースされる崎谷健次郎作曲「これからのI Love You」も収録されている。ほか作曲陣には斉藤英夫、林田健司、中西圭三&小西貴雄が起用され、新しい風の息吹を感じさせる。
爽やかな夏の風を感じさせる中山美穂作詞・曲の「くちびる」で幕を開け、アルバム・タイトルにも繋がるゴージャスさを纏う「野蛮な宝石」やボサノヴァ・タッチで心地よい「白い砂のラ・メール」など意欲作といえる楽曲が収録されており、『SUMMER BREEZE』(3rdアルバム)や『Mind Game』(7thアルバム)がそうであったように、<夏>をテーマにしたアルバム作品でもある。